収録用語リスト:元栓・元止式
水道用語一覧
元栓
「元栓」は、一般的に水道管やガス管などの供給管の中で、供給を制御するための主要な弁またはバルブを指します。以下は、元栓に関する詳細な説明です
●水道の元栓
一般的な家庭や建物では、水道管の元栓は水供給を制御するための主要なバルブです。通常、水道メーターの直後に配置され、建物内の水供給を全体的に制御します。元栓を閉じることで、水供給を停止できます。水道管の修理やメンテナンス、水漏れの対処などの際に、元栓を閉じることが必要です。
●ガスの元栓
ガス供給を制御するための元栓も一般的です。これは、ガスメーターやガス供給ポイントの近くに配置されます。ガスの漏れや緊急事態の際には、元栓を閉じることでガス供給を遮断でき、安全を確保できます。
●その他の供給管
他の供給管、例えば油圧管や蒸気管、空気圧管などにも元栓が存在することがあります。これらの元栓は、流体やガスの供給を制御し、装置やシステムの運用を管理します。
元栓は一般にバルブまたは弁として設計され、手動または自動で操作できます。手動の元栓は通常、レバー、ハンドル、ノブ、ホイール、またはターンキーを回すことで操作されます。一方、自動の元栓は、制御システムやセンサーによって制御され、リモートから遠隔操作できることがあります。
元栓は、建物や施設の安全性、メンテナンス、および緊急事態の対処に重要な役割を果たします。水漏れやガス漏れ、供給管の修理、保守作業など、さまざまな状況で必要とされます。元栓の場所を知り、必要に応じて操作できることは、安全性と施設の運用において重要です。
元止式
「元止式」という言葉は、日本の建築や工事現場などで使用される安全標識のひとつです。この標識は、通行人や作業員に対して特定の場所で注意を喚起し、安全確保を促すために使われます。
一般的に、「元止式」の標識は以下のような場面で使用されます
●工事現場の周辺
道路工事や建設現場などで、通行人に一時的に通行を制限する必要がある場所で「元止式」の標識が設置されます。これは、作業車両や危険な状況に対する警告として機能します。
●危険箇所の警告
危険なエリアや作業が行われている場所で「元止式」の標識が使われます。これにより作業員や通行人に対してその場所への接近を一時的に停止するよう促します。
●一時的な通行制限
一時的な通行制限が必要な場所、たとえば仮設の歩道や作業エリアで、「元止式」の標識が設置されます。これは、通行人に一時的に通行を制限し、安全を確保する役割を果たします。
「元止式」の標識は、安全確保と危険回避のために重要な役割を果たし、建設や工事現場で広く使用されています。この標識は、日本の安全規制に従って使用され、事故や危険を最小限に抑えるのに役立ちます。